家づくりへの想い
当社は阪急神戸線塚口駅から数分、阪神間の住宅地を背景にした恵まれた立地にあります。
昭和36年から営業していた先代社長が昭和48年に法人として設立し、
現在従業員7名で建て売りと注文建設、それにリフォームと不動産仲介というように
住宅のみに拘って営業しています。
武庫川をはさんで事務所と自宅を持っていた先代社長が
武庫川の両岸、六甲と武庫の地を営業範囲にしようと名付けた「甲武」の名の通り、
現在も神戸・芦屋・西宮~伊丹・尼崎・宝塚・川西・豊中と両岸8市を主体に
木造軸組構造の住宅を中心に建築しています。
『住んでいれば品質は必ず認められる』
当社の住宅は品質もいい代わりに値段も高いとよく言われてきました。
でも、品質というものは何年か住んでいただければ必ず解って戴けるものだと思います。
その証拠に年数が経つと決して高いとは言われなくなります。
今や同業である不動産業者からも新築より甲武建設の10年ものの方がいいと
言われるほど品質には定評があります。
アフターサービスは当然としても、それ以上に最初にやる時に
手落ちや不手際がないことをきちんとしておく事が第一としている
当社の長年の努力が認められた結果だと思います。
法人設立20周年を迎えた際、「20年保証住宅」を打ち出しました。
勿論20年どころか50年でも自信はありますが、より一層きちんとした仕事を
していこうという決意からでもありました。
『人を育てるには環境が大切』
仕事や収入が安定していなければ腕も責任感もある職人は育ちません。
ですから、当社は社員として職人を抱えています。
しかも、現場監督の代わりにそれぞれの担当する職人に責任を持たせています。
その方が職人の責任感も強くなり、結局いい仕事が出来るという想いがあるからです。
先代社長のやり方も腕に生きている職人は細かいことを言わなくても
想いは十分に伝わっていて、リフォーム工事などで施主様がお留守でも任せていただけるのは、当社とお客様との信頼関係から生まれてくることだと思っています。
『大きくても安心できない時代、手堅さが一番』
これからは、いくら企業規模が大きくても安心できない時代です。
先の読みにくい時代は、今まで以上に内容を整えて手堅くいくことが大切、
と考えています。長年の積み重ねが、ようやく「仕事」として帰ってきていること、
800名超のOB施主様は何よりもの財産です。
大手ハウスメーカーさんが総合病院なら、
私たちは地域の開業医みたいな存在、という意識で
規模でなく、リフォーム一つでもお客様のご予算に合わせて
「正直に、いい仕事を残していきたい」と思っています。
代表取締役 桑本正宏